トライやる・ウィークについて

昨日、面談の帰りに図書館によってみると、制服を来た子たちが本の整理をしていた。
どうやら、トライやる・ウィークの季節らしい。
とりあえず自分は、面白そうな本がないかいろいろ物色してカウンターに行こうとすると、先ほど本を整理していた女の子がカウンター席に。いかにも、本を借りるときには私に言ってくださいという感じだ。
よりにもよって借りようとした本の中に表紙がちょっとエッチな本(asin:4062128594)を借りようとしていたのでどうしようかと思ったのだけれども、幸いすぐに職員と入れ替わったのでそのときに本を借りることにした。


ところで、トライやる・ウィークという言葉が初耳という人もいるんじゃないかと思う。
というのも、自分も最近になって知ったのですが、どうやら兵庫県の中学校でしかやっていない制度らしい。
簡単に説明すると、中学2年生が1週間だけ職場体験をするというもの。
詳しくはWikipediaで。トライやる・ウィーク - Wikipedia
だいたいどこの学校もこれぐらいの時期に行われており、道を歩いていると『トライやる・ウィーク実施中』という旗をたてている店を見かけることがあります(ちなみに、うちの大学でも受け入れしていたようで、毎年生協で見かけました)。


自分も9年前の今頃、郵便局で職場実習を受けました。
職場側に氏名されて、なぜか自分がリーダーとなったのを覚えています。
でも、正直内容はあまり覚えていません。確か、葉書を郵便番号ごとに分けたり、宣伝用のチラシ(ポスターだったかも)を作ったような気がするのですが、5日間もやってたっけ? というのが正直な印象です。そうそう、入り口にたって開店時に挨拶をしていたような気はする。
さて、このトライやる・ウィークですが、この制度を実施している理由が、"社会全体で子どもたちの人間形成や社会的自立の支援を行うことで、子どもたちを中心とした地域コミュニティの構築へと発展することを期待するもの"ということらしい。
地域に学ぶ中学生・体験活動週間「トライやる・ウィーク」:文部科学省
実際そういう人はいるのだろうと思う。この制度の後に体験をプレゼン大会があったのだけれども、それを見ていると成長を実感していそうな人は確かにいた。
だけど、だけど残念ながら自分は・・・。うん・・・。
ごめんなさい。何かを学んだ。成長したという実感はありません。
だいたい郵便局は第3希望だったし・・・(関係ない)。
まあでも、面白かったですよ。もう少しやりたかったぐらいです。
他の県でも広まってほしいところです。