グループ活動でがんばったことや大変だったこと

たいていの企業は求める人材像に"コミュニケーション能力"という項目をあげている。
はっきりと明確な意味があるわけではなさそうだが、少なくとも自分は人よりコミュニケーション能力が劣っているであろうと思われる。
じゃあ、そのコミュニケーション能力をどうやって見極めるかというと、一つは面接での態度だと思われる。そして他にはエントリーシートや面接での質問に対する答えだろう。
自分も、直球で「コミュニケーション能力に自身はありますか?」という質問をされたことがあるが、そこまで直球なのはないとしても、コミュニケーションにまつわる過去の経験談を聞いてくる質問はたびたびあった。
その一つが、チームワークについて。
だけれども、少なくとも大学に入ってからは、集団で何かをやったという記憶が自分にはなかったりする。
サークルや文化祭の実行委員なんかをしていたら、その話ができると思うのだけれども、残念ながら自分はどちらにも入っていない。文化祭なんて今日行ったのが初めてなぐらいだ。
キャリアセンターには「アルバイトの話をしてみたらどうでしょう? たとえ、アルバイト中に話をすることがなくても、一人ではできないことなんだし」といわれたことがあるので、面接でそう答えたことはあるが、「それってチームワークって言えるのかな?」と返された。そりゃそうだ。
卒業研究だって、一人が一つのテーマについて取り組むだけで、研究室の人とは相談ぐらいならするが、一緒に作業をするわけではない。
授業でグループプレゼンをするということもあったが、自分が入った班は、相手がほとんど一人でやってくれたか、部門ごとに割り当てて自由に作るといったことばかりだったのでこれもチームワークというのには弱い。誇張したとしても、中身を探られたらアウトだ。
まあそんなわけで、大学に入ってからの面接で言えるような集団活動はないに等しいわけです。残念ながら・・・。


しかし、高校生にまで戻ってみるとないわけではない。
高校2年生の1月の話になるのだけれども。修学旅行がありまして、二日目だったか三日目だったか忘れましたが、レクレーションがありまして、そこで自分のクラスではヒーローショーの出し物をやることになりました。
クラスみんなの投票で出し物が決まったんですが、なぜか希望者がいないということで実行委員も投票で決めることになったのですが、それに選ばれちゃいまして(といっても、40人中の8人でしたが)
とりあえずどんな内容か決めようということになって、出し物の投票結果の二位がダンスだったこともあり、ヒーローと悪者が仲良くなってみんなでダンスをして終わろうということになりました。
で、ヒーローショーの話はというと、悪者が人質を捕まえて、人質が5人戦隊のヒーローを呼んで(理系クラスだったので、"リチウムレッド"とか"ナトリウムイエロー"とかいう名前がついていたという裏設定がある)、戦隊が雑魚と中ボスは倒したところで大ボス登場。いったんは大ボスにやられるのだけれども、なんやかんやあって(何だっけな?もう一人の戦隊がでてくるんだったっけ?忘れた)合体して大ボスを倒し、仲良くなってダンスをする。という話になった。
ちなみに、自分はこの話に関与してない。本当。何のためにいるんだろうと・・・。
次にキャストを決めなければならない。まあとりあえずそこにいるメンバーがクラスの中であってそうな人を選んで書いていった。で、大ボスをどうするか。
シナリオ作った人がこっちを見てきた。
「やってくれへん?」
何を言ってるんだこの人は。自分のどこが大ボスにむていると? 身長158cmの低身長だぞ?
「うん。いいよ」
まあ、役にあっているかだけではなく、ギャップというのもほしかったのだろう。自分もギャップというのは嫌いではないのでOKした。
まあそんなわけで、毎日居残って演技とダンスの練習の日々が始まったわけです。練習のかいあってか、レクレーションは1位を獲得(6クラス中だけど)。クラスメートからは自分のおかげみたいに言われたので本当よかったです。あの頃は。


というわけで、"今までの集団活動について"の質問ならこのことについて話します。ただ、"大学時代の集団活動について"の質問なら間違いなく落ちます。


ところで、修学旅行といえば高校だけでなく、中学生のときも小学生のときも自分はある程度活躍していた自身があります。まあそれについては、そのうち書こうかな? 覚えていたら。