父親は面接官

面接において、家族のことについて聞かれることが多くはないがたびたびあった。特に父親についての質問は多い。特に話の流れで、父親は面接官も担当していると言ったときにはなおのこと。ただ、どういうアドバイスをされましたか? と聞かれたときには、正直答えに詰まる。「第一志望かと聞かれたら、絶対に第一志望と答えろ」なんて言えないし・・・。
ただ、他の家族についての話はほとんど聞かれたことがない。まあ、話したところでたいした情報を与えることはできないが。
そういえば、長男だと家業を継ぐのではないか?という質問がでてくると聞いたのだけれども、出たことがない。父親はサラリーマンなのであたりまえですが。


というわけで今回はうちの家族構成について書きたいと思う。
まずは母親。専業主婦。47歳。定時制の高校を卒業したが、大学には行っていない。1年ぐらいまで前カフェでパートをやっていたのだけれども、他の従業員と折り合いがあわず辞めた。それまでもよくあることだったけれども、それからは仕事を探していないようだ。
次に妹。定時制の高校に通う女子高生。17歳。私立の女子高に入学したのだけれども、嫌になって6月まで行って辞める。アルバイトはその年の7月〜9月まで行っていたのだけれども、9月にその店がリニューアルするためいったんアルバイトを全員解雇することになり、そのままアルバイトをしていない。それどころか、探しているのかどうかさえ分からない。今年になってからは近くの定時制の高校に通いだしたが、最近になってまた休みがちに・・・。具合が悪いのは本当らしいのだけれども・・・。
父親は、医療機器開発の会社の開発部長兼取締役をしている。45歳。ちなみにその会社は2ちゃんねるではブラック会社といわれている会社。まあ、この日記を書いている時間は23時すぎだけれども、いまだに父親は帰ってこないしそれはそんなに珍しいことでもないので、多分事実なのだろう。だいたい、21時過ぎには帰ってきているが。でも、昔からそれが普通だと思っていたので、正直なところよく分からない。少し調べてみると、会社説明会は祝日に行っているうえに面接では会社見学もさせているような会社らしい。工業高校を卒業したが、大学には行っていない。


そういえば、数ヶ月前に普段どおりアルバイトに行くと、社員の人から「おばあちゃんから電話あったで」と言われた。ちょうどそのころ父方の祖母が倒れて入院していた時期なので、何かあったのか!! と思ったらどうやら、母方の祖母の住んでいる家の近くにある店に電話があったらしい。
「そちらで、孫を就職させてもらえないでしょうか?」
いや、心配してくれるのはありがたいんですがおばあちゃん。それは、恥ずかしいからやめてください!
帰ってきたらどうやら母親はそういう電話を祖母がしたと知っていたらしい。ただ、自分が怒ると思ったから言ってなかったそうだ。