OLにっぽん 第7話

今回のテーマは『マニュアルに書いていないこと』
今回は中国人にたいし、マニュアルに書いていないことがどういうことなのか教える話だったが、これは今の日本でもいえることだろう。
マニュアルどおりにしかやれないということはある意味で賢く、ある意味で危険な人間だ。
たとえば、<聞く力>を鍛える(asin:4062879336)という本によると、黄色い髪の女の子を子どもが描くと危険信号というマニュアル本を読んだ親の子どもが黄色い髪の女の子の絵を描いて急いで病院に連れて行くというようなことが描かれていた(記憶が曖昧なので、少し間違っていたり、ただの例題で事実ではなかったかもしれない)
上の本ではそのような場合、「セーラームーンかな?」というように話してみるのがいいと書いてあった(今ならセーラームーンよりキュアレモネードだろうというのはおいといて)
それはそれで一種のマニュアルかもしれないが、とりあえず親子で話すのが大事といいたいのだろう。
他にも人ではないが、盲導犬の場合、「動け」というように犬に命令したとしても、たとえば横から車がやってきて危険な場合なら動いてはいけないというように、いつでもマニュアルどおりに従うというわけではない。
そんなふうに、時と場合によってマニュアルにないこと、または反することをしなければならないということだ。
自分を信じて、かつ相手のことを思って行動すれば本当はマニュアルなんていらないのかもしれない。いや、人には他人と違ったマニュアルがある。なんて言い方でもいいかもしれない。