今日の日本経済新聞の夕刊9面に『大学4年 新卒無業 10万人』という特集

ネットで検索してもなさそうなので。
タイトルのとおり、どうやら6年ぶりに10年卒で進学も就職もしない人が10万人を越えるらしい。はたしてこれは、現在就職活動を続けている人も含まれているのかどうか分からないのだけれども、2010年大学卒業予定者のうち61.8%が就職で、その次に18.2%で無業が多いということらしい(大学院などに進学が12.7%、フリーターなどは3.6%とのことだ)。
ただ、この特集の大半はまだ就職活動を続けている人について書かれており、4年生むけの企業説明会を開いた大学や、4年生に配慮したキャリアセンターのシステム作りもしているなどが書かれている。そのほか、今まで卒業に必要な単位がそろっていれば強制的に卒業ということにしていた大学で希望留年制度を検討中の大学や、また卒業延期制度を導入している大学で昨年の倍近い希望者でたということについて書かれている。
しかし、それでも卒業してから就職できない人がでてくると考えられるため、卒業後も就職支援をしていく大学についても書かれている。また、「就職できなければ、卒業後にアルバイトしながら仕事を探す」という大学生についても書かれている。
しかし、卒業後たよりの第二新卒の求人も最近はほとんど姿を消してしまっているらしい。同じ夕刊の一面には若年層の失業率が先進国において深刻化しているという記事が載っていた。
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先進国がダメということは、やっぱり新興国ぐらいしか道がないのかもしれない。


自分も先日、同じ研究室の子が「就職できんかったらどうするん?大丈夫なん?」と心配してくれました。
自分としては、その子も他大学の院進学を希望しているにも関わらず、ほとんど勉強していないようなので、そっちのほうが心配なんですが・・・。