幼稚園児・小学生のころの将来の夢

だいたいの幼稚園児・小学生には将来の夢というものをもっていると思う。自分もそのころは夢を持っていたように思う。
確か、自分の記憶が正しければ、幼稚園・小学校の卒業アルバムに書いた将来の夢はおもちゃ屋さんだったように思う。
おもちゃ屋といっても、タカラやTOMYのようなおもちゃのメーカーではなく、トイザらスハローマック(最近全く見なくなったけどあるんだろうか?)のようなおもちゃを売っている売り場で働いている人のことだ。
おもちゃ屋なんかより野球選手とか電車の運転手という夢のほうがよっぽど夢があるように思う。だいたい、おもちゃ屋さんなんてアルバイトでもできることだ(少なくとも、自分がイメージしていたものは)。
はたして当時の自分はなぜおもちゃ屋さんになりたいと思っていたのだろうか。そもそも、おもちゃ屋さんの何がいいんだ? おもちゃ屋で働けばおもちゃで遊べるとでも思っていたのだろうか?


今日、学校から帰ってくると妹がリビングでドラえもんを見ていた。
どうやらもうクリスマススペシャルをやっているらしい。内容はのび太たちがサンタクロースに扮して町の子どもたちにプレゼントを配るという話らしい。
サンタクロースをいつまで信じてたか。と言われると、記憶が曖昧だけれども多分小学校4,5年生ぐらいまでじゃあなかっただろうか? 一応、その後も信じているフリはしつづけていたような気がするが。
だいたい、ドラえもんを見たらサンタクロースはいないって分かるのだ。なんていうか、子どもが見るアニメでサンタクロースはいないということを前提に話を作るっていうのは、僕はいかがなものかと思うのだけれども。
なんとなく見ていると、サンタ(のび太)からおもちゃをもらうととてもうれしそうにしている子どもの映像が映った。
もしかして自分がおもちゃ屋さんになりたかった理由はこれじゃあないだろうか?
おもちゃ屋さんならサンタみたいに1年に1回のみならず、いつでもおもちゃを提供することができる。そして、そのときにおもちゃを買ってもらった子どもの笑顔を見ることができる。
僕も多分、おもちゃを買ってもらったときにうれしがっただろう。そしてそのときの感謝の気持ちは買ってくれた人はもちろん、おもちゃ屋さんにも感謝の気持ちでいっぱいだったのではないだろうか?
自分はその気持ちとともに、今度は自分が笑顔を与えるおもちゃ屋さんになりたいと思ったのではないだろうか。
毎日が記念日のサンタクロースに・・・。


まあ、後付ですが。
ああ、それより朝起きたときは頭なんともなかったのに、また頭ジンジンしだした。