夢をかなえるゾウ 第6話

今回は自分の闇の心と人の闇の心が分かるノートの話。
あれが恋愛成就とどう関連するのかはともかく、あれはやばい。人の心ではなく、人の闇の心とを読むなんて、一歩間違えると人間不信になってもおかしくない。
しかも、嫌がられている理由が、ガネーシャから与えられた課題をうけて、キャラを変えたことが嫌がられていたりするのだが、例えば、先週の課題である『悪女になる』は、嫌われるかも!と思わずに自分がしたいことをして、言いたいことを言うという内容であった。てっきりあれは、自分の意見をはっきり口にしても、ささいなことなら嫌われることはない。ということだと思っていたのだが、そうではないらしい。まあ、嫌われることを覚悟で自分の考えたことを実行するぐらいの勇気がなければ成長できないということを言いたいのかもしれない。
ところで、このドラマ。原作と違って妙にネガティブなような気がする。というより、原作がポジティブなのだが、たとえば原作は『誰か一人のよいところをみつけて褒める』『運が良いと口にだしていう』『プレゼントをして驚かせる』など人に良い気分をさせたり、自分自身もいい気分になる課題が多かったのだが、連続ドラマのほうでは上記に書いたとおり、むしろ原作とは考え方が逆の課題が多いように感じる。
これは、恋愛とビジネスの違いだけではなく、脚本家の影響でもあるだろう。つまり、自分が幸せになるために正解なんてなく、自分が思ったことを口に出すか、無理にでも自分のいいところを探して褒めたり、運がいいと言ったりするか。幸せというものは、結局は運と実力で決まるものではないだろうか。
と思ったら、来週の課題は『人を笑わせる』という、原作にもあった課題。しかも、今までと違ってポジティブ思考な課題。
うーん、これからはどちらの方向でいくか、分からなくなってきた。